独り言シーズン5


by hisaom5
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愛がこもった論文とデータを成仏させるための論文

論文発表は奥が深い。

私の数少ない論文発表は、1つとして同じ過程を通らない。同じ過程を通るようにうまいこと実験計画を練って、発表する雑誌を考えて研究を始めればバンバン論文がでるのかもしれないが、それができない。

今苦しんでいるのは、この3月まで博士課程にいた学生が残していった仕事。仕事量は膨大なのだがトドメがさせていない。発表せざるを得ないがスカッとしていない。かと言って、スカッとさせるためにこれ以上リソースをつぎ込みたくもない。とは言え、結局はリバイス実験でリソースをつぎ込まざるを得なかったのだが。

この仕事に足らないものはなにか?これまでの論文と決定的に違うものは何か?

それは「愛」だと今わかった。

論文の質と量どちらが大事かという議論が、とあるブログで行われていた。私もコメントに参戦した。そこでも私の中にあるモヤモヤはとれなかった。だが、今それがとれた気がする。

短くてインパクトの低い論文をたくさん出そうが、長くてインパクトの高い論文を少しだけだそうが、それはどちらでもいい。その論文に愛がこもっているかどうかが大事なのだ。

愛があればいい加減な状態で論文にはしない。自信のあるデータを自信のある形で発表するだろう。

では愛がなくなってしまった仕事をどうするか?それもやっぱり論文にしないとそのデータが成仏しない。すまんがこの論文はデータを成仏させるための論文だ。かつて留学していた時にはボスから「notebook cleaning paper」と言われたたぐいのものだが、「データを成仏させる」のほうが日本的でいい。

ということで、ごちゃごちゃ言うのはこれくらいにして、成仏させるためにリバトルを仕上げよう。
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by hisaom5 | 2013-07-10 18:22 | 日記