独り言シーズン5


by hisaom5
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カテゴリ:読書( 33 )

日本人は知らない「地震予知」の正体

東京大学理学部教授 ロバート・ゲラー/双葉社

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日本人だったら知っておかなければならない地震予知の正体ですな。


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by hisaom5 | 2016-05-04 16:50 | 読書

七つの会議

七つの会議

池井戸潤/日本経済新聞出版社

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一気に読んでしまった。池井戸潤節と言おうか、相変わらずおもしろい。最後はゾッとする大事件に発展し、そこから幾つもの展開がありミステリーの要素も満載。しかもリコール隠しやデータ不正という、まさにタイムリーな話。内情はこうだったのかと思わせる。


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by hisaom5 | 2016-05-04 12:19 | 読書

素直な戦士

素直な戦士たち (新潮文庫)

城山 三郎/新潮社

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とある本で紹介されていたので読んでみた。

子供を東大に入れるため周到に準備して最後は破綻する物語。古い本ではあるがそれなりに楽しめる。
子供を大人の思い通りに育てようとする事は不可能というメッセージ、(当時の)受験競争への批判らしきものが含まれているのかもしれない。
しかし私は、教養や資金のない夫婦が書籍の情報のみから東大に入るような子供を育てようとすることがとうてい無理だという、階級差別を見ているようで寂しい気持ちになった。色んな意味で「懐」が広くなければ良い子育てはできないということだと思う。自分ができているかは置いておいて。


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by hisaom5 | 2016-05-04 12:15 | 読書

須藤元気のつくり方

須藤元気のつくり方 (文庫ぎんが堂)

須藤元気/イースト・プレス

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最近、YouTubeでWorld Orderにハマっており、実は格闘家時代の須藤元気氏は全く知らず、なんでこういうことができるのかと読んでみた。サラッと読めて元気が出る本だった。



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by hisaom5 | 2016-04-11 12:27 | 読書

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

若林 正恭 / KADOKAWA/メディアファクトリー



「人見知り」で知られる、オードリー若林のエッセイ集。この本を読む限り初期の氏は、人見知り、というよりも「社会(社交?)不適合者」と言った方がいいかも知れない。あるいは「中二病」?

いずれにせよ、一般社会では「正しい」とされているコミュニケーションが大の苦手、というよりあえてポリシーを持ってしないでおこうという考え。まあ苦手だからそれを肯定するために作ったポリシーとも言える。

氏は、世の中の大半の人間は自動的にコミュニケーションが取れるものだと(初めの頃は)思っていたようであり、書籍を出版して、氏の考えに共感する人たちがたくさんいることに驚いたようだ。そして、「コミュニケーションが取れない人たちは、(コミュニケーションが取れないので)社交の場には出てこない。」という事実に気づく。だからこそ、若林氏が自身の人見知りを認めつつ、それが徐々に解消されていき「卒業見込」にまで行き着いたこの本が共感を得るのだろう。

かくいう私も、氏の考えに強く共感した。そして、別に自分が特別ではなく、社会を構成する集団にこういう考え方をする人がある一定数いるわけで、十分にその存在が認められて良いのだいう考えを新たにした。社会でうまくやっていくためには、コミュニケーション力と言われる「技術」を持っていたほうが良いのはたしかだが、「人見知り」というその人(私)が持つ(変えられない)本来の性質は尊重してよいものだ、という気持ちになって、とてもすっきりする読後感を得た。

若林氏を変人と思いながら氏のエピソードを楽しむ人たちが大半かもしれない。一方で、この本に救いを得る人見知りもたくさんいるだろう。
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by hisaom5 | 2016-03-21 10:06 | 読書

科学の困ったウラ事情

科学の困ったウラ事情 (岩波科学ライブラリー)

有田 正規/岩波書店

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なかなか現役研究者自身の口からは言い難い「ウラ事情」を舌鋒鋭く語る。使われているちょっとした言葉の数々に非常に強い皮肉が込められているのが流石だ。また、「ウラ事情」がすべて悪いことばかりではなく、そのメリットについてもバランスよく語られている。特に私たちのような中堅の研究者にとってはうなずけることが多いはずだ。酒の席などではよく口にするが、決して公には語れない部分がたくさんある。それはそれこそいつブーメランになって帰ってくるかわかからないからだ。それをよくここまで書いたと思う。

一方で、この本が誰にむけた本なのか、それがはっきりしない。私たち中堅研究者にとっては、「現状のおさらい」、だからといってどうすることもできず(あるいはどうかしなければならないとも思わず)、若い研究者への教訓もあまりない。既得権益のボスたちは無視するだろうし、既得権益に入れなかったシニアな研究者はこのウラ事情の中にいない。・・・というような無力感を感じているのが今の中堅研究者であり、「そんなことではいけない」「なんとかしなければいけない」という強い意志がこの本なのかもしれない。



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by hisaom5 | 2016-03-08 19:58 | 読書

カエルの楽園

カエルの楽園

百田尚樹/新潮社

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話題の書(?)ということで本屋に駆け込み早速読了。国防について考えさせる寓話として非常に評価は高いようだ。

まあ確かに面白い本ではあったが、さすがに各国(人)を動物に例えるのは無理がないか?特に、同じ人間どうしを異なったカエルの種に例えるのはかなり違和感を感じる。人類という同一種内での争いと、カエルではありながらも異なった種(アマガエル・ツチガエル・ウシガエル)の間の食物連鎖の争いと同義に扱ってはいけない。

「隣国人は、(同じカエルに見えるが)自分たちを食べる恐ろしい種である」とはじめから定義されている。寓話というジャンルはそういうものなのかもしれない。偏った平和思想(楽園思想?)を揺り戻させるにはこれくらいの衝撃が必要と筆者は考えたのかもしれない。だが逆に、この本の思想を手放しで礼賛することにもつよい嫌悪を覚える。



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by hisaom5 | 2016-03-07 19:25 | 読書

カンター教授のジレンマ

カンター教授のジレンマ

カール ジェラッシ/文藝春秋

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二度目。以前に買って、読んで、ラボの書棚に置いてあったものをもう一度読んだ。大筋は覚えていたが結末など忘れていることも多かったので読みなおした。

いわゆるSTAP細胞問題では、小保方氏が捏造したとして非常に大きな批判・批難に晒されたが、研究者の捏造は特に珍しいことでもない。そういうスキャンダルは度々起きてきた。この小説では、ノーベル賞を受賞する師弟の間での「もしかしたら捏造があったのではないか?」というジレンマが描かれる。それだけではなく、科学者という一見理性のみで生きていると思われている集団が、如何に人間的でドロドロとした感情を持って科学の営みを行っているかも描かれている。

本編と関係あるのかないのかわからない複数の男女関係が少し邪魔くさい気もするが、それが良いスパイスとなってよりこの物語を面白くしていると考えられなくもない。

結局、この本のもっとも重要なメッセージは、原著者のあとがきにあるように思う。チャールズ・バベッジの言葉の引用や、「パラダイム的科学」の持つ性質。真に独創的な発見のためにはデータに潔癖になりすぎてもいけない。革新的な科学の進歩は人間の脳によって創りだされる。データの奴隷になってはいけないのだ。



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by hisaom5 | 2016-02-13 16:52 | 読書

火星の人

火星の人

アンディ ウィアー/早川書房

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言うまでもなく(?)、現在公開中の「オデッセイ」の原作。めちゃくちゃ面白い。それなりの長さの本だが週末を使って一気に読んでしまった。映画も見るべきか。



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by hisaom5 | 2016-02-08 19:52 | 読書

「あの日」 小保方晴子

あの日

小保方 晴子 / 講談社



興味深い内容だった。読後に残るミステリー感。

読まずに批判している人があまりに多くて驚く。私たちはそこまで「本当の小保方晴子」を知っているのだろうか?

少なくとも、マスコミや世間に晒されることのリスクを知るにはあまりある内容だった。
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by hisaom5 | 2016-01-30 10:46 | 読書