独り言シーズン5


by hisaom5
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久々のポタリング

今日は久しぶりに、夕方ポタリングした。

吉備路コースを半分まで20km、1時間。いつものお魚スポットまで行って、状況を確認して帰ってきた。

なんかやっぱり気分がいい。ポジティブな気持ちになれる。いろいろなものが総合的に働いているのだろうが、自転車で走ったこともそれを後押ししてるんじゃないかな。

いよいよ来週から4月。この商売、というか日本全体(?)、4月1日の持つ意味は大きい。同僚は大騒ぎしているが、4月1日には科研費採択の知らせもあるし。今年は「採択されればラッキー」という状況だと思っているが、もちろん、採択されれば「やった感」はあるだろうし、採択されなければ「がっかり感」も大いにあるだろう。
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by hisaom5 | 2013-03-30 23:49 | 日記

工学部ヒラノ教授

今野 浩 / 新潮社



免許証の再発行やらなんやらの待ち時間で一気に読み切った。これがシリーズ第一作なのだろう。

いずれにせよ、この人の研究人生。そこのところはこれまでの3冊と変わりない。視点がちょっとずつ違うだけ、といってもいい。今回は本人目線。さすがに4冊も読むとこの人の経歴やら、取り巻いていた環境やら結構詳しくなってしまった。

あいかわらず読みやすい文章だし、内容も読んでいて楽しい。大学と言う組織を学のにもいい本だ。

今回読んでいて少しほっとしたのは、「猛烈に論文を書きまくるエンジニア、でも10年後に残るのは10本に1本くらい。大学の教員がみんなエンジニア的でも困る。長いスパンでじっくり研究するような研究者も必要」というくだり。「そうだよなぁ。」とちょっとほっとした。とはいえ頑張らなければならないのは確かなのですが。

やっとこのシリーズ(ほぼ)読み尽くした、と思っていたら、また新しい本が出ている。この人の執筆エネルギーすごいな。でも、本のアブストラクトを見てみると、彼の研究人生で出会ったすごい人を紹介する本のようで、ある意味「また同じやり方」と言えなくもない。でも結構楽しんで読んでしまうのはなぜだろう。ここまでくると本当に「小説のシリーズ」の様だ・・・たしかに「ヒラノ教授の」って全部ついてるからそうなんだろうけど。なんかそろえたくなってくる。
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by hisaom5 | 2013-03-26 13:15 | 読書

日本語の作文技術 (朝日文庫)

本多 勝一 / 朝日新聞出版



「ちゃんとした日本語を書こうと思ったら、まず、勉強に本多勝一氏の『日本語の作文技術』を読め。」 そう背表紙や解説に書いてあるほど有名な名著である。

結構長い本なのだが、いろいろと重要なことが書いてある。特に「、の打ち方」と「修飾語の語順」に関する部分はすばらしい。それは、この本が基本的にはほとんど「、」のない長い文章からできているのに、非常にスラスラと読めることが証明している。

しかし、読んでみたら「なるほど」とは思うのだが、実践するのは容易ではない。自分が書いた文章が「読みにくいな」と感じたときに、どう推敲するかを考えるヒントには多いになるだろう。

これまで複数の「文章を書くための指南書」を読んできたが、さすがにそれぞれ名著だけあって、相互に関連している。

ーー

ところで、私が「日本語文章力」にやたらとこだわるようになったのは、いつからだろうか?

それは2つあると思う。1つは日本語の科学雑誌に執筆を依頼されたこと、もう1つは研究費の申請書を書くようになったこと、である。

前者は、不特定多数に自分の作品が読まれるという恐怖がある。「できるだけいいものに仕上げたい」という要求。でも、失敗しても大して痛くはない。まあ、「すばらしい文章だ」と思われ、編集者から「もっと書いてほしい」という依頼がどんどん来たらよいのにと思ったこともあるが、「物書き」としてやっていけるほどの文章はやっぱり書けない(引き出しがない)のだから、これは自分で納得をいかせるしかない。

問題は後者の方だ。こちらは、見えない審査員に一度だけ審査され、その次の年からの研究の方向性が大きく影響を受ける。弁解の余地もない。同じ研究提案の内容だったら、できることは必死で「伝わりやすくする」ことだけである。もちろんそれ以外にも、研究申請書をうまく書く「コツ」はある。だが、何といっても「わかりやすい」「つたわりやすい」文章あってのことである。

実は最近、私は研究費の申請書を書くときに1つのモットーをもっている。私の申請書を読んだときに、見ず知らずの審査員に「これ、誰が書いてるの?」と思わせたいのだ。「〇〇大学のHM。ふーん。」と思わせたいのだ。

毎年だす申請書が数通。審査員はそれに対して2〜3人。私の申請書を見る人は1年に10人もいないかもしれない。でも、その人達の心に残る申請書を書きたい。そういう方法で名前が売れたらカッコいいと思うのだ。なんかの拍子に「HMさんの申請書ってすげークールだよね」、と言われたい。

・・・ああこれも結局、もっとすげー人はいるだろうし、難しいか。でも挑戦は続けよう。
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by hisaom5 | 2013-03-25 19:38 | 読書

すべて僕に任せてください―東工大モーレツ天才助教授の悲劇

今野 浩 / 新潮社



「ヒラノ教授シリーズ」の番外編?、彼のもとで働いた白川助教授の生涯、追悼文とも言える。のだが、結局は、ともに研究人生を送った白川氏を通じて、ヒラノ教授自身の研究人生を紹介するというのに近い。

いずれにせよ、相変わらずの軽快な文章で、今回は半身浴をしながら一気に読んだ(おかげでたっぷり汗をかいた)。この本は1575円で買う価値はないかもしれないが、マーケットプレイスで126円+送料250円の価値はある。
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by hisaom5 | 2013-03-23 14:34 | 読書

工学部ヒラノ教授と4人の秘書たち

今野 浩 / 技術評論社



「工学部ヒラノ教授」シリーズ。前回は、大学教官による不正を書いた「平野教授の事件ファイル」を楽しく読んだが、今回も面白い本だった。この人の文章は軽快だし、よみやすい。

「大学で教官として勤める」と言うことがどういうことなのかよくわかる。大学に勤めていると、教官どうしや、事務官とのやり取りなど、いろいろと「わけのわからんこと」があるが、この人の本を読むとなるほどと思うことも多く勉強になる。

ただ、この本にたびたび出てくる天才教授や猛烈に仕事をする筆者の話を読むにつけ、「俺ってこれでいいのかなぁ?」と、残念なような、不安なような気持ちにさせられる。・・・とはいえ、いかんともしがたいのだろうけど。

それにしても、この人の本は実話に基づいているし、中に出てくる人がほぼ特定できる。大丈夫なのだろうか?それもこれもこの著者の人柄のなせる技なのかもしれないが。

もう一冊この人の書いた本「すべて僕に任せてください―東工大モーレツ天才助教授の悲劇」をすでに購入してある。こちらは番外編なのかな?「工学部ヒラノ教授」も買って読んだ方がいいような気がしている。・・・と言うことで、ポチった。読んでない本が溜まってるっちゅうのに。
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by hisaom5 | 2013-03-21 10:25 | 読書