独り言シーズン5


by hisaom5
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悪くはないニュース

中3の息子が志望校に合格した。

近くにある完全合格圏の高校と、少し離れたところにあるちょっと挑戦的な高校のどちらかで迷い、結局チャレンジする方を選んだ。実際の試験が思ったより出来ず、ちょっとやばいんじゃないかという恐れはあったものの、どうやら無事に合格したようだ。

久しぶりに「悪くはないニュース」ということだ。

受験前の1ヶ月ほどの集中力で学力はぐんと伸びる。挑戦しようと気合を入れたことは、単に合格したという以上の人生への波及効果を持つだろうと期待できる。

子供はどんどん大きくなり、家庭の状況もそれに伴い変わっていく。次男は来年から小学生。

・・・また私の書斎がなくなってしまう。


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by hisaom5 | 2015-03-20 20:33 | 日記
ある程度実験データが溜まって来て、その解釈を考える。「過去の発見」と結びつけるために文献調査を始める。

「え〜もうすでにわかってたのか!?・・・いや違うな。」「お〜こんなことまでわかってんのか!」

1つ文献が見つかると、そこから芋づる式に大量の文献が引きずり出されてくる。最近の文献調査(Pubmed)の優れているところは、その文献が引用している文献だけでなく、その文献を引用している文献や関連する文献も見せてくれるところだ。特に前者は大事で、新しい文献から先に読まないと、過去の文献が否定されていたりして、読んだのが無駄(ということもないのだが)ということがしばしば起きる。

調査の初めの頃は、直感的でない難解な論文を読みながら苦しんだのが、実は後でそれがあっさり否定されていたりということが起きた。この分野はめまぐるしく論文が発表されているが、お互いに前の発表を覆しあっていて、「いったい何が真実なんだ」と思いたくなる。ただ、おおきな結論としては30年前の発見から何ら変わっていない・・・その説明がやたらと細かくなっているだけ・・・のような気がする。

そんなこんなで調査を進めていくと、どんどん最先端に行き着く。すると、「こりゃ手が出せんわ」というすごい研究に辿り着いた。私たちの技能ではとてもこんな仕事はできない、が、その「最先端の知見」はうまく私たちの研究と符合しそうだということは分かった。

サイエンスの峰は巨大だ。が、その一部くらいには登りたいものだ。最先端のサイエンスの進歩を(文献から)追体験しつつ、その知見を利用できるというのも幸せなことだろう。


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by hisaom5 | 2015-03-06 19:34 | 研究

失敗プレゼン

昨日は学内の研究拠点の研究発表会。細胞レベルから生態レベルに至る幅広い生物学研究者の異分野融合の集まりだ。

私は今回「新ネタ」を披露しようと、かなり意気込んでプレゼンを作った。15分しか発表時間がないので、色々とシンプルにした。何度も私の話を聞いてもらっている相手だからいいだろうと、イントロも大幅に削った。

結局、それが大きなミスだった。手応え全くなし。他の人達の素晴らしいプレゼンを見てしょんぼり。

数年前の、研究グラントの研究発表会を思い出した。また同じミスをシてしまった。イントロはとても大事。特に異分野融合の場合には、きちんと何が Issue なのかを共有してもらはなければならない。そちらにエネルギーを割くべきだったのに、データを見せることに意識を取られすぎた。新ネタを披露しなければならないという焦りと、新ネタを見せて意見を聞きたいという焦り。

もう一つの大きな原因として、スライドを英語で作ったことがあるだろう。「日本語での講演でのスライドは日本語で作る」と言うのは、ポリシーの1つだったのだが、最近「グローバル化」を進めるために英語でスライドを作っていた。特にラボセミナー用のスライドなど。

確かに十分な時間をとって解説でき、さらに聴衆がついてきているか逐一確認できるラボセミナーならばスライドの内容が英語で書いてあってもよかろう。論文にするときにもやりやすい。しかし、限られた時間でなるべく多くの情報を伝えたいと考えた場合には、やはり日本語でスライドをつくるべきだ。「言葉」でも内容がトレースできるようにしておかなければならない。これも反省点として覚えておこう。

兎にも角にもショックだ。来月の頭に「良いプレゼンとは」という特別講義を頼まれたのだが、「ごめんなさい私には良いプレゼンはできません・・・」などと思ってしまう。

3月の終わりに、今度は学会のシンポジウムでの発表がある。今失敗したのはある程度幸いと取るべきだろう。今度はもっと準備をして臨もう。


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by hisaom5 | 2015-03-03 20:53 | 日記