独り言シーズン5


by hisaom5
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留学計画

以前のエントリーに書いたが、国際共同研究のためのグラントに採択された。この研究費は、要するに「6ヶ月以上海外で研究してこい」という研究費だ。対象年齢が35〜45歳。つまり私は最後の応募のチャンスだった。

以前の大学では、それくらいの年齢になると(大学の経費で?)一年位留学させてもらえるのが普通だった。それが、大学の運営費交付金が削られている関係でここ数年は大学にそういう予算がなくなり、海外に留学する人がめっきり減ってしまった(んだと理解している)。ただでさえ「留学が減っている」と言われる古今、それではいかんということで作られたのがこのグラントなのだろう。

で、最近私自身が閉塞感を感じて新しい事をやりたかった事、この年代で海外に行きたい(行ける)人はそう多くなく多分採択率は高いだろうこと、いずれにせよ研究費が欲しかったこと、などの理由で応募したら、やっぱり採択された。

「採択されてしまった」と言っても良い。というのも、今の私はそれほど身軽ではない。アメリカに留学した15年前ほど若さも勢いもない。正直、渡航の事を考えると、しんどい。向こうでの生活はなんとかなるだろうとは思っている。行ってみなけりゃわからんけど。

一番大きな問題は家族だ。「家族全員で一年留学!」なんてことができたら良いが、資金の面、子供の学業の面でそれはとても難しい。私が滞在している間に短い期間だけ来るという事になりそうだが、それでも大きな出費になる。若いころは「なんとかなるさ」と思っていたが、今はわりと将来へのネガティブな展望が見えているだけに、この投資は大きな禍根を残すかもしれない。

幸い講義はあまりやっていないので、やっている分に関しては「開講せず」とさせてもらった。ラボメンバーはみんなしっかりしているので、ネットでやり取りをすれば私がいなくてもなんとかなるだろう。問題なのは学会・研究会。いろいろ「行きます」と言っているものがあり、これに不義理をするわけにはいかず、これが時期を強く制限してしまう。

そんな感じで考えれば考えるほど気が重くなる。でも、私自身「行かなければならない」と思っている。負荷のかかる挑戦をしなければ成長はない。これ以上成長しなくてもいいじゃないかという話もあるが、できるだけ頑張ってみようじゃないか。なりたい自分になるために。

1つ。このグラントに採択されたことをラボメンバーに話したら、とても喜んでくれた。私のレベルがさらに上がることを期待されているようだ。まあ逆に言うと、今の私の現状に不満を持っているのかもしれないけれど。

しんどい時にはそれをブログに書くことで自分を元気づけてきた。今回の「留学計画」もブログってみるかな。


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by hisaom5 | 2016-03-24 19:55 | 雑記

ジェントス 閃330

ジェントス 閃 330 【明るさ150ルーメン/実用点灯9時間】 SG-330

GENTOS(ジェントス)

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夜間にクロスバイクでそれなりのスピードで走ろうと思ったら、明るいライトが必要になる。それで買ったのがGENTOS(ジェントス) スーパーファイア 122XB。130ルーメンで前方を明るく照らす。光源を直接見ると眩しすぎて目をそらさないといけない程のレベルだ。自転車の前照灯としては明るすぎると実際思う。

だが、それなりのスピードで走る原動機付自転車(原付き)には明るいライトが付いている。だからそれなりのスピードで走れる。このライトもそういう類のものだと考えを改めれば良い。もちろん使用に際しては、前方からくる人の視線に入らないように下向きに設置する事は必須だ。

LEDライトの利点は他にもあった。電球がないので落としても破損しないのだ。実際自転車で走っている最中に何度も落としたが、外側に傷はつくもののライトとしての機能にはまったく影響がなかった。さらに、これを常に携帯しているのでライトが必要な場面で何度も役に立った。深夜のキャンプで林道を探検するときとか。

少し不便なのは着脱が必要ということ。それなりの値段がするもので、単体でも使用可能なものなので、ずっとつけっぱなしにしておくと盗難のリスクが避けられない。実際に知り合いでライトを盗難された人もいる。

なんだかんだでとても利用価値の高いライトだったが、先日無くしてしまった。職場から帰ろうとして、かばんのいつもの場所を探ったが入っていない。履歴を辿ってみたところ、前夜に家に帰るときには使ったので、前夜に家でどこかに置き忘れたか。でも家の中からは見つからなかった。そうすると、職場に行く最中にかばんからポロッと落ちたか?(リュック型のかばんの腰のところのポケットに入れているので)

なくなってしまったものはしょうがない。これがないと夜間自転車に乗れないので新しい物を購入することにした。アマゾンの履歴を辿ってみたら2013年の1月に買ったものだった。3年間よく頑張ってくれたものだ。当時の商品はもう入手できなくなっていたので、同等品を購入することにした。あのデザイン気に入ってたんだけどな。何処かからポロッと見つかってくれることを祈りつつ。

ところでこれがきっかけで、前照灯を忘れた時の窮余の策を見出した。スマホのLEDライトをオンにして、自転車のスマホフォルダーにつけるのだ。今のスマホのLEDライトはとても明るいので、自転車の存在を示すには十分だし、周りもそれなりに明るくなる。実際に家族に見せたらその明るさに納得していた。ただ、このライトよりずっと暗いライトを点けて走っている自転車は他にたくさんあるとはいえ、明るさが足りないと判断されて法令違反とされる可能性はあるので、あくまでも「窮余の策」である。あと、そもそもスマホホルダーが付いてなきゃ適応できない技でもある。



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by hisaom5 | 2016-03-21 12:34 | グッズ

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

若林 正恭 / KADOKAWA/メディアファクトリー



「人見知り」で知られる、オードリー若林のエッセイ集。この本を読む限り初期の氏は、人見知り、というよりも「社会(社交?)不適合者」と言った方がいいかも知れない。あるいは「中二病」?

いずれにせよ、一般社会では「正しい」とされているコミュニケーションが大の苦手、というよりあえてポリシーを持ってしないでおこうという考え。まあ苦手だからそれを肯定するために作ったポリシーとも言える。

氏は、世の中の大半の人間は自動的にコミュニケーションが取れるものだと(初めの頃は)思っていたようであり、書籍を出版して、氏の考えに共感する人たちがたくさんいることに驚いたようだ。そして、「コミュニケーションが取れない人たちは、(コミュニケーションが取れないので)社交の場には出てこない。」という事実に気づく。だからこそ、若林氏が自身の人見知りを認めつつ、それが徐々に解消されていき「卒業見込」にまで行き着いたこの本が共感を得るのだろう。

かくいう私も、氏の考えに強く共感した。そして、別に自分が特別ではなく、社会を構成する集団にこういう考え方をする人がある一定数いるわけで、十分にその存在が認められて良いのだいう考えを新たにした。社会でうまくやっていくためには、コミュニケーション力と言われる「技術」を持っていたほうが良いのはたしかだが、「人見知り」というその人(私)が持つ(変えられない)本来の性質は尊重してよいものだ、という気持ちになって、とてもすっきりする読後感を得た。

若林氏を変人と思いながら氏のエピソードを楽しむ人たちが大半かもしれない。一方で、この本に救いを得る人見知りもたくさんいるだろう。
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by hisaom5 | 2016-03-21 10:06 | 読書

科学の困ったウラ事情

科学の困ったウラ事情 (岩波科学ライブラリー)

有田 正規/岩波書店

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なかなか現役研究者自身の口からは言い難い「ウラ事情」を舌鋒鋭く語る。使われているちょっとした言葉の数々に非常に強い皮肉が込められているのが流石だ。また、「ウラ事情」がすべて悪いことばかりではなく、そのメリットについてもバランスよく語られている。特に私たちのような中堅の研究者にとってはうなずけることが多いはずだ。酒の席などではよく口にするが、決して公には語れない部分がたくさんある。それはそれこそいつブーメランになって帰ってくるかわかからないからだ。それをよくここまで書いたと思う。

一方で、この本が誰にむけた本なのか、それがはっきりしない。私たち中堅研究者にとっては、「現状のおさらい」、だからといってどうすることもできず(あるいはどうかしなければならないとも思わず)、若い研究者への教訓もあまりない。既得権益のボスたちは無視するだろうし、既得権益に入れなかったシニアな研究者はこのウラ事情の中にいない。・・・というような無力感を感じているのが今の中堅研究者であり、「そんなことではいけない」「なんとかしなければいけない」という強い意志がこの本なのかもしれない。



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by hisaom5 | 2016-03-08 19:58 | 読書

カエルの楽園

カエルの楽園

百田尚樹/新潮社

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話題の書(?)ということで本屋に駆け込み早速読了。国防について考えさせる寓話として非常に評価は高いようだ。

まあ確かに面白い本ではあったが、さすがに各国(人)を動物に例えるのは無理がないか?特に、同じ人間どうしを異なったカエルの種に例えるのはかなり違和感を感じる。人類という同一種内での争いと、カエルではありながらも異なった種(アマガエル・ツチガエル・ウシガエル)の間の食物連鎖の争いと同義に扱ってはいけない。

「隣国人は、(同じカエルに見えるが)自分たちを食べる恐ろしい種である」とはじめから定義されている。寓話というジャンルはそういうものなのかもしれない。偏った平和思想(楽園思想?)を揺り戻させるにはこれくらいの衝撃が必要と筆者は考えたのかもしれない。だが逆に、この本の思想を手放しで礼賛することにもつよい嫌悪を覚える。



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by hisaom5 | 2016-03-07 19:25 | 読書

3度目のハーフマラソン

日曜日は3度目のハーフマラソン。真剣にランニングを始めて、初めて走ったのが2年前のこのハーフマラソンだった。記録は1時間59分ちょうど。レースが終わった後は足が痛くてまともに歩けなかった。それが悔しくて一年トレーニングして、昨年の記録が1時間45分52秒。キロ5分で走るという目標はほぼ達成した。

で今年。できれば1時間40分を切りたい。つまりキロ4分40秒で走り続けるという目標を設定した。それに合わせてトレーニングをしようとしたのだが・・・思ったようにできなかった。練習時間があまりとれず、取れた時にもキロ5分ペースでヒーヒー言ってる。一年歳をとったせいか、とても4分40秒のペースは維持できない。ということで「最低でも昨年の自分よりは早くゴールすること、4分50秒ペースで走れれば満足しよう」をゆるめの目標にした。

という状況で望んだレース。一つだけ決めていたことは、スタートロスをゼロにすること。つまり、なるべくスタートラインに近いところから、早い人の集団に紛れて走るということだ。これがうまくいけば、スタートロスのあった昨年よりは速いタイムが出せるはずだ。幸いなことに風もほとんどなく温かい天候。障害となるものはなさそうだ。

というわけで、スタートが見える位置から早い人達と一緒に飛び出した。スタートロスはほぼなし。最初の1キロのラップは4分44秒。次の1キロが4分35秒。さあこのペースがどこまで持つか。まわりの人たちは流石に私よりも早く、少しずつ逃げられているような状態で走り続けた。抜かれてばっかりであまり抜くことはなかった。

今回は心拍モニターも装着して走った。ただ、モニターのせいなのか私がそもそも心拍数が高いのか、レース中はほとんど「無酸素運動ゾーン」で走っていることになっていた。後半に向かって徐々に心拍数が上がっていった。

ペースはほぼ4分40秒前後。これがどこまで続けられるか、足は持つか、心臓は大丈夫か、と常に思いながら走る。中間地点は50分ちょうど。まさに想定通りのタイム。ただ、その時点でもとてもしんどかったので、後半にはペースが落ちてくるだろうというのは想像できた。ランタスティックを起動しながら走っていたが、例によってランタスティックのGPSの走行距離が、実際の距離よりも少し短く、100m程度手前でラップタイムが刻まれている状態だった。

後半は、我慢我慢。心臓破りの折り返しを過ぎると太ももにも疲れが感じられた。1キロ毎にゴールまでの距離が縮まってること、ラップタイムがまだ4分40秒台であることを確認して自分を勇気づけて走り続けた。ラスト5キロでエナジージェルを入れた。

残り3キロはもう気力のみ。足を前に出し続ければ必ずゴールはやってくると言い聞かせゴールを目指した。そして、ゴール。タイムは1時間40分48秒。今年からネットタイムも出るようになっていて、それは1時間40分32秒だった。

少し膝に来ていた。さらに、また足の裏にマメができかけていた。フルの時にこれが大きなトラブルのもとになった。次までに対策が必要だ。

結果としては、ほぼ(きつめの)目標を達成できた。間違いない勝因は、前の方からスタートしたことだろう。もちろん一年間、フルマラソンも含めて走り続けたおかげもあろうだろう。だが、練習も含めてとにかくしんどかった。自己新記録を目指し続けるのはしんどい。まそりゃそうだ。ギリギリを攻めてるんだから。

でもそろそろこのくらいで満足したら良いんじゃないかと言っている自分がいる。ランニングを楽しめなくなってしまうから。とは言え、フルマラソンのサブフォーだけは達成しておきたい。さらに、しんどかったレースが終わって数日経った今日には、また記録への欲望が沸々と湧いていたりもする。

頑張ったご褒美に今週は暴飲・暴食させてもらう。


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by hisaom5 | 2016-03-02 19:34 | 日記