共同研究続いていたんだ・・・。
2015年 02月 11日
「以前、あなたは共同研究の同意をした、その時の仕事がまとまった。論文を投稿するから内容をチェックしてくれ(英語)。」という突然のメール。
忘れてはいなかった。ずっと気になってはいた。
この共同研究は、分野の超大物からの、かなり型破り(というか常識違反)なオファーで始まり、こちらにはメリットしかないものだった。2年以上前の事で、ずっと音沙汰がなかったので、多分「同意」は、ないがしろにされているかテーマがポシャったんだろうと思っていた。
それが、きっちりとした仕事としてまとまっていた。大学院生がテーマを受け持ったようだ。実験の多くは、実際に私たち自身でもやろうと計画したもので、非常に近いデータも持っている。だが、うまくまとめきれずにパブリケーションに持ち込めなかった。それが粘り強い実験できれいなストーリーとして出来上がっている。その中に私たちの貢献もきちんと入っている。
以前のメールを見なおしてみた。2012年5月である。その時点で、彼らがやろうとしていることがリストされていた。そして、その計画通りにきちんとデータをだし、結論を出している。
課題に向けて研究内容を設定し、粘り強くデータをだし、きちんとしたストーリーを作る。「共同研究にしたい」と言った責任をきちんととる。超大物たるゆえんを感じた。
今年の初めには、もう一人の超大物からの共同研究のオファーももらった。何かが動き出しているぞ!
どこまで攻められるか、それは私次第。がんばろう。
by hisaom5
| 2015-02-11 12:17
| 研究